代表の想い
はじめまして!
糸島「まち×エネ」プロジェクト代表で、九州大学大学院生の福井崇郎(たかお)と申します。大学院では「郷土愛」について研究しています。
現在、糸島で空き家を改修した、シェアハウス、「まちの縁側~糸家~」にて、そこに住みながら地域の居場所づくり、学び場づくりに取り組んでいます。
ふとしたきっかけで、糸島の中学生に「地元について何に興味がある?」と聞いたときに、「興味ないしー」「何の役に立つのかわからない」という返事が返ってきました。長崎の五島列島宇久島で育った私にとって、地元に関心がないというのは衝撃でした。
糸島には、こんなにも豊かな自然や歴史、人の魅力があるのにそれを知らないのはもったいない!!そのときから、中学生たちと豊かな自然や歴史、人の魅力あふれる糸島で、自分たちの地元の魅力について一緒に考え、地元をもっと好きになって欲しいと思うようになりました。
そんなおり、2012年の冬、その想いに二丈中の校長先生が強く共感し、二丈中で「まちづくり」と「エネルギー」の授業をする運びにとなりました。
また、授業のために、実際に二丈中学校周辺の地域に何度も通いながらフィールド調査を行う中で、この地域で働くことへのいろいろな悩みや葛藤を抱えながら、決断して、地元で生き生きと働いている大人達に出会い、彼らの魅力に気づき、カッコいいな!と思いました。そんな大人たちのカッコ良さを、本という形で残し、子どもたちに読んでもらい、自分も地元のために何かしてみたいと思ってもらえるような本の作成を行っています。
ここ糸島は、自然が豊かだとか、古代から続くいろんな歴史があるだとか、色々と魅力が挙げられていますが、何より、そこで暮らし、働いている人達にこそ魅力があるんじゃないかと思いました。その魅力を子どもたちに伝え、地元をもっと好きになってほしいと思い、授業づくり、本の作成に取り組んでいます。
これらの活動を通して、子ども達に地元をもっと好きになってもらいたい!自分も地元のために何かできるんじゃないか?と思えるようなきっかけをつくりたいです。