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一貴山保育園で働く安徳祐美(あんとく ゆみ)さんにインタビューをしました。安徳さんは二丈が大好きで、小さい時の「保育士になる」という夢をかなえた、二丈中学校のみなさんの大先輩です。子どもたちのために日々働いている安徳さんに、今回は地元で働くことを選んだ理由や保育士のお仕事についていろいろお話をききました。また当日は、安徳さんの上司の方々もいっしょにいてもらいました。最初から最後まで仲のいい保育士さんたちと、おだやかな空気の中で話は進んでいきました。

PART3

どうして地元を離れなかったの?

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学生:地元から出たいなって思ったことはありませんか?

 

安徳:よく言われるんです。友達も仕事で地元を出たりしているので。でも、だんだん地元の良さがわかってきましたね。大人になるにつれて。二丈大好きです。地元を出た子も「やっぱ糸島がいい!」って言うんですよね。帰ってきても一か月くらいいるみたいな友達が多くてー…なんでだろ。

 

学生:ずっと住んでる中でここの良さってどんなところがあるんですか?

 

安徳:……いなかのよさですかね。この前も職員と話してたんですけど…どっか糸島の外に行って帰る時も、糸島が近づいてくる景色をみてほっとする。

 

松尾:ほどよいよね。

 

安徳:はい。少人数のよさ…一貴山小もだんだんいなかなので人数が少ないんですけど。すごいアットホームで、なんかあったかいなって思います。子どもたちものびのびしているし…。今でも小学校、幼稚園からの付き合いの子もいるし。地元の仲間だったら、小さい時から知っているので変な気づかいもないし…。

都会だったら1学年8クラスとかあるじゃないですか?「他のクラスの名前を言われてもわからん」って友達が言うのには驚かされました(笑)

 

学生:地元に住んでよかったなって点はありますか?

 

安徳:通勤が楽ですね。2、30分かけるなんてもったいないです。早く起きなきゃいけないし。それと家に帰ったらご飯があるのがいいですね (笑)

 

学生:一人暮らしの憧れとかってのもあまりなかった?

 

安徳:昔は本当になかったです。家が楽だし(笑) 親があれこれ言ってくるなら、みんな家をでたくなるだろうけど、そういうのもなかったので。今になって、ちょっと思います。一人暮らししてみたかったなって…あこがれぐらいなんですけど。それに、親の助けとかもうれしくて…仕事が大変な時に 「あ、この時期は大変だな」と親もわかってくれています。手伝ってくれたり、ちょっと優しくしてくれたり(笑)

 

☆「どうして地元に残ったの?」

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