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みなさんは畳屋(たたみや)さんがどんなお仕事をしているか知っていますか?普段の生活で使用したり、目にする畳やふすま、そんな畳やふすまを作ったり、修理する若い職人が深江にいます。親子代々、昔から地元で畳屋を営んでいる、行弘畳・ふすま店の行弘正誠さん(27歳)に、お仕事のやりがいや苦労、今現在、新たに取り組んでいる新商品へのこだわりなどをインタビューではお聞きました。

PART4

「畳」「ふすま」だけじゃない!

行弘:畳やふすま以外に小物やバックを作っています。最近始めたのがこのバックなんですよ。まだ初めて1年たってないぐらいなんですけど、これから、新しいバックの開発を考えていきたいなと思ってますね。

 

学生:こだわりとかありますか?

 

行弘:畳を使っているということですかね。それと、軽くてかなり丈夫ですね。

 

学生:実際に手に取ってみてもいいですか?デザインとかさまざまですね。ヘリとかはミシンで、レースもあるんですね。

 

行弘:畳の継ぎ目を合わせてバックを作っていきます。

 

学生:畳以外の小物を作っているのはいつごろからですか?

 

行弘:ほんの最近ですね。

 

学生:なぜ、はじめようと思ったんですか。

 

行弘:一番のきっかけは志摩で開催している商工会スタジアムの宣伝ポスターに自分が載ることになってですね。そこで、出店をせないかんやろうということで、畳を出すのは難しいからですね、小物グッズを作るということになりました。

 

学生:どうして小物グッズにしたんですか?

 

行弘:最近、カラーの畳が出てきたので、畳の切れ端を使って普通のと変わった物を作ってみようと思ったんです。

 

写真:畳の小物

学生:すごい!!畳の切れ端で作ってたんですか!?

 

行弘:最初は切れ端を使ってたんですけど、今は小物グッズを作るために、特注で畳を作ってもらっていますよ。

 

学生:お客さんの反応はどうでした?

 

行弘:やっぱり、びっくりされますよね。これは新しいという感じで。

 

学生:バックとかマットとか以外に他に何がありますか?

 

行弘:後はコースター類とか敷物ですね。自分が全部縫(ぬ)っています。全部、手作りですね。

 

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学生:組み合わせも全部、自分で決めているんですか。

 

行弘:そうですね。その時、思いついた組み合わせですね。

 

学生:小物はお店だけで販売しているんですか。

 

行弘:基本的にはお店に来てもらって、買ってもらうようにしいます。ただ、年に一回、商工会スタジアムが開催されているので、その時に小物グッズとかをブースに出して売るようにしてますね。お店の宣伝(せんでん)と言う意味が大きいですね。

 

学生:小物の開発、生産にしぼっていこうといのうはないんですか。

 

行弘:仕事をしたお客さんにとかに自分が作った小物の話はしているんですけど、量産できんからですね、バンバン売るというのは今のところ難しいですね。

 

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